
研修部では、スタート3年目となる「まごころアドバイス」事業を実施しています。
そのねらい・目的は、「教育学部生が抱えている教育に関する様々な課題や疑問、不安や迷いについて、経験豊かな先輩と学生が面談方式で語り合うことで、学生が教職への思いや意欲を高めていくよう支援する。」ことです。
本年度は、鹿児島県などが教員採用試験日を早めたことに対応して、教岳会研修部でも、例年より約1か月この事業を前倒しして実施しています。
第1期を5月22日(水)~24(金)、第2期を7月1日(月)~5日(金)に計画し、教育学部学生や他学部の学生にもチラシやライン等で呼びかけました。
その結果、第1期に延べ9名、第2期に延べ26名の相談者がありました。第1期は、「教職への適性」「教師の日常的な仕事内容」「面接時の心構えや質問への答え方」などが多く、第2期は、「2次面接の受け方や『模擬面接』によるスキルアップ」などでした。
<相談者の感想・意見>
面接に対する不安や、本当に教員になれるのか不安があったが、相談にのってもらったことで、少し自信が持てた。
今回初めてまごころアドバイスに参加して、本番形式のような感じで面接練習をした。緊張感もあり、どのように答えればよいか、そのコツやポイントも教えていただいた。また、自分の弱点や課題が明確になった。模擬授業についても今後、相談したいと強く感じた。
このように、相談した学生さんたちの教職への意欲や教採試験に取り組む姿勢の高まりを感じました。
今後は、7月中旬頃の1次の合格発表以降、2次試験へ向けての相談も随時受け付けて、学生さんたちのニーズに応えていきたいと考えています。 なお、第3期「まごころアドバイス」事業は、10月23日(水)、24日(木)、25日(金)の3日間を予定しています。